『ホームページ制作の料金相場っていくら?
制作会社に見積を依頼したけど、高いか、安いかよくわからない…。』
ホームページの制作料金は業者によってピンキリのため、素人には判断が難しいものです。
ご安心ください!
ホームページの制作料金は、仕組みと内容を理解すれば、一目で判別が可能なんです。
今回は、ホームページ制作会社にご依頼を検討されている方に、ホームページ制作料金相場をPC版、スマホ版に分け、内訳の中身と共に徹底解説致します。
記事の最終項では、話題の「月額制ホームページ制作の料金システムのからくり」についてもご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでくださいね!
ホームページ制作料金の内訳
ホームページ制作料金の内訳は、次のような費用で構成されています。
- ディレクション・サイト設計費
- デザイン費
- コーディング費
- 素材購入費
- システム開発費(必要時のみ)
- サーバー・ドメイン設定費※
- メンテナンス費用※
(※は必須費用外のため、詳細は次の項をご覧ください。)
ディレクション・サイト設計費
ディレクション・サイト設計費とは、ホームページ制作の全体設計を行うための費用です。
サイト設計費とは、ホームページのサイトマップ(ホームページの全体像)やワイヤーフレーム(ホームページの設計図)の作成費用となり、クライアントの要望を厳密に叶える上で必ず必要になります。
ディレクション費用は、プロジェクトの指揮、管理、進行を行う目的の費用であり、中堅~大手のWeb制作会社に依頼する場合に徴収されるケースが多く見受けられます。
デザイン費
デザイン費とは、Webデザインの費用です。
デザイン費は、「トップページ・下層ページの単価×ページ数」のような形式で、見積書に記載されるケースが多く見受けられます。
デザイン費は、制作担当者であるデザイナーの腕や実績、人月、制作会社の規模によりピンキリであり、Webに詳しくない素人の方にとって、価格相場がすぐに把握しにくいのも事実です。
また、大手の制作会社だからと言って、優れたデザイナーにお願いできるとは限りません。
良質なデザインのWebサイトを安価に制作したい場合は、フリーランスや個人企業の方が安く受けてくれる場合もありますので、複数の制作会社に見積を取って比較検討してみましょう。
コーディング費
コーディング費とは、HTMLやCSSなどのプログラミング言語を用いて、実際のページを組み立てていく費用です。
コーディング費もデザイン費と同じく、「トップページ・下層ページの単価×ページ数」のような形式で、ページ数ごとの単価で算出する制作会社が多くを占めます。
また、制作会社によっては「コーディング費」と記載せず、「制作費」の名目で見積書に含める制作会社もありますので、見積書に該当の項目が見当たらない場合は、業者に詳細を尋ねてみましょう。
素材購入費
素材購入費とは、主にホームページに掲載する写真(画像)購入費のことです。
もし、既存の写真を使用せず、ホームページ制作会社に写真撮影を依頼する場合は、「撮影費」という名目になっていることもあります。
素材購入費のコストを落とすには、無料素材サイトの画像を使う手もありますが、無料で購入できる写真はWeb上に多数出回っているため、オリジナリティを出すことはほぼ不可能です。
ホームページの見た目、デザイン性をある程度重視するなら、最低限有料で購入したものを使いましょう。
システム開発費
システム開発費とは、ホームページ上に何らかのシステムを実装する際の費用であり、制作に関わる必須費用ではありません。
具体的には、ホームページにチャットを使った特殊な問合せ機能を付けたり、ECサイトと実店舗の在庫を連動させるなどのシステム開発を指します。
システム開発費は、ホームページにどのようなシステム・機能を実装するかにより、費用が全く異なるため、多くの制作会社でも別枠の見積が必要です。
システム開発費の費用相場を比較する場合は、自社が実装した機能、要件定義を書面で具体的に明確化し、数社の制作会社に見積を取ってみましょう。
ホームページの制作費以外に必要な料金
ホームページの制作費以外に必要な料金は、次の4点です。
- サーバー・ドメイン設定費
- メンテンス費用
- ホームページの更新費用
- マーケティング関連費用
サーバー・ドメイン設定費
サーバー・ドメイン設定費は、ホームページ開設にあたり、新規でサーバーとドメインを開設し、制作会社に設定してもらう場合の費用です。
自社で契約済、実装済のサーバー、ドメインをお持ちの場合は、既存のものを活用する方が断然安価なため、新たに制作会社に費用を支払う必要はありません。
ただ、新規サーバー・ドメイン設定費は、制作会社に依頼しても負担になるほど大きな額ではありませんので、基礎的なWeb知識を持つ人材が社内に全くいない場合は、プロに任せる方が安心という見方もできます。
メンテナンス費用
メンテンス費用とは、ホームページの運用を維持、管理するための費用です。
ホームページを健全に運用するには、サーバー、セキュリティ、システムなど、様々な箇所に定期的なメンテンスを行わなければなりません。
メンテンス費用は制作会社によって全く異なり、月額や年額で徴収するケースと、初期費用にある程度含めてしまうケースがあります。
自社のホームページを長期にわたり、長く運用するにはどのようなメンテンスが必要なのか、見積時に制作会社に確認し、費用の内訳をよく吟味しましょう。
ホームページの更新費用
ホームページの更新費用とは、ホームページ内の情報変更や追加、削除などの作業全般です。
ホームページは一度作ったから終わりというものではなく、企業や店舗を運営している以上、随時更新、変更したい内容が多々発生することは避けられません。
ホームページの更新費用は、簡単な作業なら初期の制作費用に含めてくれるケースもありますが、1ページ丸ごと制作しなければならない作業の場合は、制作会社に随時費用の見積を取る必要があるでしょう。
マーケティング関連費用
マーケティング関連費用とは、ホームページのアクセス、集客に関連する作業全般のことです。
具体的には、ホームページのアクセス解析や、レポート、SEOコンサルティングなどを指します。
Web知識をお持ちでない方の中には「SEO対策=ホームページ制作料金に含まれているもの」と認識されているケースがありますが、制作時に行うSEO対策は、永久効果を保証するものではありません。
ホームページのSEO対策は、様々な関連施策を行わなければGoogle上での順位はとても維持できないため、SEOに強いホームページを運用するには、プロをうまく活用する必要があります。
ホームページ制作料金相場一覧
ホームページ制作料金の相場は、次のようになります。
比較項目 | ☆☆☆☆☆ 5つ星ランク | ☆☆☆☆ 4.5つ星ランク | ☆☆☆☆ 4つ星ランク | ☆☆☆ 3.5つ星ランク | ☆☆☆ 3つ星ランク | ☆☆ 2つ星ランク |
対象クライアント | 大企業・官公庁 中堅企業 | 中堅企業 団体 | 中小企業 医療機関 | 中小企業 小規模事業者 | 小規模事業者 個人商店 | 個人商店 |
サイト構造の設計 | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆ | ☆ |
デザインレベル | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆ |
テンプレート | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆ | ☆☆ |
SEO対策 | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
メンテナンス | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆ | ☆ |
制作者 | 大手制作会社 | 中小制作会社 | 中小制作会社 | 中小制作会社 | 中小制作会社 フリーランス | フリーランス |
制作費相場 | 300万円~ | 150~290万円 | 80~150万円 | 30~80万円 | 15~30万円 | 5~15万円 |
※企業サイト(コーポレートサイト)制作時で比較
5つ星ランクの制作料金相場【大企業向け】
5つ星ランクのホームページ制作料金の相場は、1件300万円以上です。
5つ星ランクのホームページは、ほぼ大手Web制作会社が手がける案件であり、対象クライアント大企業や政府(官公庁)、一部の中堅企業となります。
5つ星ランクのホームページは、広告代理店を経由してWeb制作会社に依頼されるケースが多く、上記の価格は対企業でなく、Web制作会社から代理店に提案される価格相場です。
4.5つ星ランクの制作料金相場【中堅企業向け】
4.5つ星ランクのホームページ制作料金相場は、1件150~290万円です。
4.5つ星ランクのホームページは、中小制作会社が請け負う案件の中では最高ランクであり、
年商100億円以上の中堅企業が対象クライアントとなります。
4.5つ星ランクのホームページデザインやコーディグレベルは、5つ星ランクとほぼ大差はありませんが、あえて違いを述べるとすれば、SEO対策です。
1件150万円以上のホームページ制作を依頼する事業者がGoogle上で上位を狙うキーワードは、ビックキーワードが多いため、SEO対策に相応の別費用が発生することを覚悟する必要があるでしょう。
4~3つ星ランクの制作料金相場【中小企業向け】
4つ星ランクのホームページ制作料金相場は1件80~150万円、同じく3.5つ星ランクは1件30~80万円、3つ星ランクは15~30万円です。
4つ星~3つ星ランクのホームページを請け負うのは、中小制作会社が最も多く手がける価格帯の案件であり、クライアントは中小企業や、医療機関(クリニック・歯科など)、小規模事業者、個人など幅広い層が対象となります。
4つ星~3つ星ランクのホームページデザイン、コーディグレベルは、WordpressやWixのような既存ツールをカスタマイズするか、一からオリジナル制作を行うかで料金が異なり、既存ツールを使う方が安価に制作することが可能です。
2つ星ランクの制作料金相場【小規模事業者・個人向け】
2つ星ランクのホームページ制作料金相場は1件5~10万円です。
2つ星ランクのホームページはフリーランスの制作者が多く、ほぼ既存ツールを使って制作されるケースが大半を占めています。
制作費用も安価なせいか、万全なSEO対策やメンテンスはほぼ期待できません。
2つ星ランクのホームページは、「とにかく費用を安く・プロにホームページを制作したい」という小規模事業者や個人商店の方に向いている選択肢と言えるでしょう。
スマホ用レスポンシブ対応の制作料金相場
スマホ用レスポンシブ対応の制作料金相場は、次のようになります。
項目 | 費用 |
---|---|
ディレクション費用 | PC版の20%程度 |
既存ページのレシポンシブ費用 | 2万円~5万円 /1ページ |
画像調整費用 | 2千円~1万円 |
レシポンシブ対応ページ新規作成 | ページ作成費用の1.5倍~2倍 |
スマホ向けのホームページ制作するには、全く新規で1から制作する場合と、既存のPC版ホームページをスマホ向けにレシポンシブする場合があります。
スマホ版であろうと、ホームページを全く新規で1から制作する場合の費用は、PC版の制作費用とほぼ変わりません。
上記の費用は、既存のPC版をスマホ向けレシポンシブデザインの制作を行う場合の費用相場です。
ディレクション費用はPC版の約20%ほどが相場。
既存ページのスマホ向けレシポンシブ費用は、1ページあたり2万円~5万円が相場となっており、前述の制作会社のランクに応じて見積額が異なります。
次にスマホ向けレシポンシブデザインには、画像調整が必須となっており、画像調整費用は1ページ辺り2千円~1万円が相場です。
スマホ向けレシポンシブ対応ページを新規で作成するには、ページ作成費用の1.5倍~2倍必要になりますので、PCサイトを制作するより割高になることがあります。
ホームページの制作料金は種類で異なる
ホームページの制作料金は、Webサイトの種類によって異なります。
まず、ホームページの制作料金相場を知る上で、Webサイトの種類について知っておきましょう。
Webサイトの種類は、主に次の7つに分かれています。
- 企業サイト(コーポレートサイト)
- LP(ランディングページ)
- プロモーションサイト
- ECサイト
- オウンドメディア
- 採用サイト(リクルートサイト)
- ブランドサイト・サービスサイト
企業サイト(コーポレートサイト)
企業サイト(コーポレートサイト)とは、企業情報を世に発信するWebサイト(ホームページ)のことです。
企業サイトによく盛り込まれる基本項目としては、会社概要、代表者メッセージ、会社の沿革、主要取引先、社員数、主力商品・サービス情報などが主軸となっています。
近年、企業サイトが持つ役割は「企業の顔」として、要件定義が一層高度になっており、しっかりと作りこみを行うことで、企業のブランディング向上に大いに役立てることが可能です。
LP(ランディングページ)
LP(ランディングページ)とは、広き意味ではユーザーが最初に到着するページ(landing page)を意味するWebサイトのことです。
ただし、LPには狭き意味も存在し、「お問い合せ」や「購入」「資料請求」など、ユーザーの行動(=action)を促すWebサイトを指すこともあります。
狭き意味のLPの特徴は、縦長1ページで即商品やサービスの購入や問合せに繋げる構造になっており、Web制作業界では狭き意味のLP制作を指すケースが一般的です。
LP制作は、近頃市場が拡大している「DtoC」(生産者→消費者)関連の案件が増えており、デザインや要件定義だけでなく、制作業者の売上(CVR率)実績を重視するケースが多く見受けられます。
プロモーションサイト
プロモーションサイトとは、特定の商品やサービスのプロモーション(販売促進)を行う目的で制作するWebサイトです。
プロモーションサイトは、前述のLP(ランディングページ)としばしば混同されることがありますが、LPも広き意味でのプロモーションサイトにカテゴライズされます。
しかし、LPとプロモーションサイトが果たす役割、特性はやや異なっており、両者を同一のものとして扱うことはできません。
LPはページ自体で商品やサービスの即時購入に繋げることを目的としており、プロモーションサイトはサイト自体で収益化することを前提とせず、あくまで商品・サービス、ブランドの「販売促進」に特化することを目的にしています。
ECサイト
ECサイトとは、いわゆる「ネットショップ」のことです。
ECサイトを制作するには、楽天市場やYahoo!ショッピングのような大手ECモールに出店する場合と、自社サイトを構築する場合で大きく異なります。
大手ECモールの場合は、運営側が定めるレイアウト、フォーマットに従って制作しなければならず、各ECモールの制作実績の多い制作会社に依頼するとベストです。
一方、自社サイトの場合は、「BASE」のようなASPカートサービス、「EC-CUBE」のようなオープンソースCMS、ECパッケージを利用する方法があり、各々の制作方法によって料金が全く異なります。
オウンドメディア
オウンドメディア(Owned Media)とは、自社が保有するメディアのことを指します。
自社が保有するメディアと言えば、広き意味では企業サイト、ホームページなども含まれますが、狭き意味では、特定の領域に特化した情報発信メディアのことです。
とくにWeb業界で使われる「オウンドメディア」とは、ブログ形式のサイトやSNSのコンテンツ制作を指し、時には発信者の素性を明かさず、第三の目線からブログ、SNSなどを使って発信するケースも多く見受けられます。
採用サイト(リクルートサイト)
採用サイト(リクルートサイト)は、企業の人材採用に特化したWebサイトです。
人材採用の情報は、企業サイト(コーポレートサイト)上で告知すれば良いという考え方もありますが、企業サイトと採用サイトは読み手の対象(=ペルソナ)が異なります。
企業サイトの読み手は、求職者だけでなく、取引先、株主など、自社と繋がりを持つであろう全ての人が対象です。
採用サイトは、読み手を求職者だけに絞って制作することから、社風や採用後の様子、研修体制など、求職者が少しでも企業に関心を持つような情報を、できる限り細かく盛り込むことになります。
ブランドサイト・サービスサイト
ブランドサイト・サービスサイトとは、ブランド、商品、サービスの詳細を紹介することに特化したWebサイトです。
製品情報や価格表・導入事例などを踏まえ、特定のブランド、商品、サービス内容をサイト内で具体的に説明します。
ブランドサイト・サービスサイトは、しばしば企業サイト(コーポレートサイト)と混同されますが、企業サイト(コーポレートサイト)は企業の概要紹介が主軸であり、個々の商品やサービス内容について深く掘り下げることはありません。
あくまでブランドサイト・サービスサイトは、特定の商品やサービスの「カタログ的役割」や「ブランディング向上」が目的であるため、企業サイト(コーポレートサイト)とは別の位置づけで制作を検討すべきです。
月額制ホームページ制作の特徴・仕組み
近年では、月額制(サブスク型)のホームページ制作が話題になっています。
月額制(サブスク型)のホームページ制作の特徴・仕組みは、次の5つです。
- 初期費用が安い
- 短納期でホームページ開設が可能
- 制作・SEO・メンテンス費用全て込み
- 解約時のバックアップ・ドメイン残留は不可
- 最低契約期間が設定されているケース有
初期費用が安い
月額制ホームページの一番の特徴は、何と言っても初期費用が安いことです。
一般的なホームページを制作会社に依頼する場合は、依頼時に何十万~何百万単位の初期費用が発生することになりますが、月額制の場合は初期費用がほぼかかりません。
ただ、初期費用が少ない代わりに、ホームページを運用している間はずっと毎月の月額費用を払わないとならないため、長期でホームページを運用する場合は割高になることもあります。
短納期でホームページ開設が可能
月額制ホームページは、短納期でホームページの開設が可能です。
月額制ホームページサービスの多くは、WordpressやJimdoなどの既存CMSのテンプレートに沿って制作するため、最短1~2週間で納品してもらうことができます。
急いで、手っ取り早くホームページを開設したい方には最適ですが、あくまで既存テンプレートに従って制作するサイトのため、高品質なホームページをお求めの方にはやや不向きです。
制作・SEO・メンテンス費用全て込み
月額制ホームページは、制作・SEO・メンテンス費用も全て含まれています。
一般的なホームページを制作するには、SEO対策やメンテンスなど様々な費用が発生しますが、月額制の場合はホームページの運用に関わる諸費用は全て込みです。
セキュリティ管理も、常に最新の状態にアップデートしてくれますので、自社で新たに対策を行う必要もありません。
解約時のバックアップ・ドメイン残留は不可
月額制でホームページを開設する最大のデメリットは、解約時のバックアップ・ドメイン残留は不可である点です。
通常、ホームページの資産価値は「ドメイン」にあり、運用年数や被リンクの数によって売買も可能ですが、月額制はいわゆる「リース」のため、開設者に所有権がありません。
ホームページのバックアップも一切残せないため、契約を解約することはホームページの閉鎖を意味します。
最低契約期間が設定されているケース有り
月額制ホームページは、最低契約期間が設定されているケースも有ります。
仮に月額10,000円、最低契約期間2年で申し込んだとすれば、10,000円×24カ月=総額24万円。
しかし、初期費用10~15万円程度を支払えば、十分同等のホームページの制作は可能ですので、月額制の方が費用が高い計算になります。
さらに多くの月額制サービスは、オプション費用があれこれかかるケースも多く、総額で計算すると、はるかに高い費用を払うことになるため注意が必要です。
まとめ
今回は、ホームページ制作料金相場と内訳の見方をご紹介させて頂きました。
まとめますと、ホームページ制作料金の内訳は、次のような費用で構成されています。
- ディレクション・サイト設計費
- デザイン費
- コーディング費
- 素材購入費
- システム開発費(必要時のみ)
- サーバー・ドメイン設定費※
- メンテナンス費用※
ホームページの制作費以外に必要な料金は、次に4点です。
- サーバー・ドメイン設定費
- メンテンス費用
- ホームページの更新費用
- マーケティング関連費用
上記を踏まえ、ホームページ制作料金の相場は、次のようになります。
比較項目 | ☆☆☆☆☆ 5つ星ランク | ☆☆☆☆ 4.5つ星ランク | ☆☆☆☆ 4つ星ランク | ☆☆☆ 3.5つ星ランク | ☆☆☆ 3つ星ランク | ☆☆ 2つ星ランク |
対象クライアント | 大企業・官公庁 中堅企業 | 中堅企業 団体 | 中小企業 医療機関 | 中小企業 小規模事業者 | 小規模事業者 個人商店 | 個人商店 |
サイト構造の設計 | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆ | ☆ |
デザインレベル | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆ |
テンプレート | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆ | ☆☆ |
SEO対策 | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
メンテナンス | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆ | ☆ |
制作者 | 大手制作会社 | 中小制作会社 | 中小制作会社 | 中小制作会社 | 中小制作会社 フリーランス | フリーランス |
制作費相場 | 300万円~ | 150~290万円 | 80~150万円 | 30~80万円 | 15~30万円 | 5~15万円 |
※企業サイト(コーポレートサイト)制作時で比較
スマホ用レスポンシブ対応の制作料金相場は、次のようになります。
項目 | 費用 |
---|---|
ディレクション費用 | PC版の20%程度 |
既存ページのレシポンシブ費用 | 2万円~5万円 /1ページ |
画像調整費用 | 2千円~1万円 |
レシポンシブ対応ページ新規作成 | ページ作成費用の1.5倍~2倍 |
Webサイトの種類は、主に次の7つに分かれています。
- 企業サイト(コーポレートサイト)
- LP(ランディングページ)
- プロモーションサイト
- ECサイト
- オウンドメディア
- 採用サイト(リクルートサイト)
- ブランドサイト・サービスサイト
一方、近年では、月額制(サブスク型)のホームページ制作が話題になっています。
月額制(サブスク型)のホームページ制作の特徴・仕組みは、次の5つです。
- 初期費用が安い
- 短納期でホームページ開設が可能
- 制作・SEO・メンテンス費用全て込み
- 解約時のバックアップ・ドメイン残留は不可
- 最低契約期間が設定されているケース有
ホームページの制作料金は、Webサイトの種類と内訳の見方を抑えれば、判断はとくに難しい訳ではありません。
今回当記事でご紹介した内容とコツを抑え、まずは数社に見積を依頼し、各々の価格と質を比較してみましょう。
もし、ホームページ制作料金についてわからない点や判断が難しいことがあれば、当方にお気軽にご相談ください。