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JimdoがSEOに弱い5つの理由を徹底解説!Wix・ワードプレスとも比較検証

『Jimdo(ジンドゥー)はSEOに弱いって本当?
Jimdoの無料でできるSEO設定は効果無いの?』

はい、Jimdoは「SEOに弱い」ホームページ作成ツールと言われています。

Jimdoは無料のSEO設定機能もできますが、さほど大きな効果は期待できません。

今回は、JimdoがSEOに 弱いと言われる5つの理由と、新プラン「SEO Plus」の効果と併せ、Web制作・SEOのプロが徹底解説致します。

記事の最終項では、SEOの観点から、Wix(ウィックス)Wordpres(ワードプレス)などの他ツールとも比較していますので、気になる方はぜひ最後まで読んでくださいね!

目次

Jimdo(ジンドゥー) がSEOに 弱いと言われる5つの理由

Jimdo(ジンドゥー) がSEOに 弱いと言われる理由は、次の5つです。

  • ユーザーの大半がWeb初心者
  • 読み込み速度が遅い
  • 回遊率を上げるのが困難
  • ブログコンテンツ作成に限界有り
  • 無料では独自ドメインの取得が不可

ユーザーの大半がWeb初心者

JimdoがSEOに弱いと言われる最も単純な理由は、Jimdoユーザーの大半が「Web制作の初心者」であるからです。

近年のGoogle向けSEO対策は、より「専門性」が求められる傾向にあります。

Google上のSEO対策を万全に行うには、コンテンツの制作段階から綿密なサイト設計を行わなければなりません。

言い換えれば、Web初心者の方がプロに匹敵するような、SEO対策を含めた万全なコンテンツ作りが可能かと言えば、限りなく「No」に近いと言う方が現実に沿ったお話となります。

「JimdoのSEO効果が弱い」と言われる最たる理由は、単にJimdoのユーザー層の大半が初心者であることから、期待しているSEO成果が実感できず、「Jimdo=SEOに弱い」というイメージだけが一人歩きしているのです。

読み込み速度が遅い

Jimdoの「読み込み速度の遅さ」は、JimdoがSEOに弱いと言われる大きな理由に繋がっています。

Jimdoの読み込み速度が遅い理由は、そもそもJimdoは海外発祥ツールのためか、サーバーのレスポンスが悪く、デフォルトのレイアウトを組成しているコードにも不要なものが多く見受けられるからです。

しかし、Google上で自身のコンテンツが上位表示されるには、Googleから「良質なコンテンツ」だと判断してもらうことが必須であり、ユーザーの「滞在時間の長さ」も1つの要素となります。

読み込み速度の遅さは、ユーザーのサイト離脱率を一挙に高めてしまうため、SEOの観点としては、不利な状況で競合サイトと戦うことになってしまうのです。

回遊率を上げるのが困難

Jimdoが持つ「サイト内回遊率の上げにくさ」の特性も、SEOに弱いと言われる所以です。

Googleで上位表示を狙うには、ユーザーの「サイト内滞在時間の長さ」と同時に、Googleのクローラーがサイト内を正しく回遊することが前提となります。

Googleのクローラーがサイト内のコンテンツ内容を正しく読み込むには、各ページ同士に内部リンクの設置を適切に行わなければなりません。

ページ同士の内部リンクの設置を適切に行うには、ホームページよりもブログコンテンツの方が圧倒的に有利です。ホームページでも内部リンクの設置は可能ですが、ホームページの特性上、あまりあちこちのページに誘導されるのは、気分の良いものではありません。

Jimdoにもブログ機能はありますが、Jimdoのブログ機能は人気記事、ランキング表示など、サイト内回遊率を上げる工夫が不足しています。

つまり、ホームページ作成が主体となっているJimdoは、Googleのクローラーが正しく回遊するには極めて利便性の悪い構造になっているのです。

ブログコンテンツ作成に限界有り

Jimdoは、SEOに有利と言われるブログコンテンツの作成に限界があります。

Jimdoにもブログ機能は存在しますが、Jimdoはホームページが主体であり、あくまでブログはサブという位置付けです。

しかも、Jimdoでは100記事を超えるような記事の大量投稿も不可能となっているため、ブログ専門コンテンツとして強化するには、極めて不向きと言わざるを得ません。

無料では独自ドメインの取得が不可

Jimdoの無料プランでは、SEOに有利と言われる独自ドメインの取得ができません。

Jimdo無料プランでは、「〇〇+jimdo.com」のように、ドメインの末尾に必ずJimdoの社名が付属する、サブドメインしか取得することができないことになっているからです。

サブドメインでは、Googleで上位表示されないのかと言えば、Googleの公式見解で、「ドメイン名が上位表示に影響することは無い」と発表されていますので、100%不可能だとは言い切れません。

ただ、「jimdo.com」が付属するドメインを使うのは、jimdoの無料プランを使っている人全てにあてはまるであろうことは、万人の誰もが容易に想像が付きます。

昨今、Google上での上位表示争いが激化している現状を踏まえれば、やはり独自ドメインを取得した上でコンテンツの運用を行うことがベストなのです。

Jimdo のseo plusの効果を検証

ここでは、2020年から開始されたJimdoの新プラン「SEO plus」の効果を検証していきます。

引用:お知らせ]クリエイターに新プラン登場!

Jimdoの「SEO plus」とは、Jimdoの有料プランで使えるSEO対策強化機能のことです。

Jimdoの「SEO plus」には、「Ranking coach(ランキングコーチ)」という、SEO コーチングツールが搭載されており、主な機能は次の3つです。

  • キーワード選定
  • 類似サイトとのSEO比較
  • 改善ポイントのアドバイス

キーワード選定

「キーワード選定機能」とは、ホームページのアクセス数を上げるために適切なキーワードを、Jimdoが自動で選んでくれる機能です。

キーワード選定機能の使い方は、自動表示のキーワード候補の中から、Googleで上位表示させたいキーワードを選ぶ方式となります。

しかし、Jimdo「SEO PLUS」の月額料金が4,110円もかかることを考えれば、上記の機能は決してコスパが良い料金プランとは言えません。

Jimdo「SEO PLUS」のキーワード選定機能に近いことは、「Googleキーワードプランナー」を使えば、無料でできてしまえるからです。

「Googleキーワードプランナー」を使う上で、SEOの専門知識はほぼ不要のため、毎月4,110円を払ってまでJimdo「SEO PLUS」を申し込むメリットは、ほぼ皆無と言えます。

類似サイトとのSEO比較

「類似サイトとのSEO比較」とは、自社の類似サイトを分析し、競合サイトのデータから自社のSEO対策と比較できる機能です。

たしかに、SEO対策には競合サイトの分析は必須のため、類似サイトの分析機能はあるに越したことはありません。

ところが、Jimdo「SEO PLUS」に搭載されている競合分析機能も、無料ツールでインストールできるものがたくさん存在するのも事実です。

そのため、上記の機能についても、月額4,100円の費用対効果に見合うかと言えば、いささか疑問符が付きます。

改善ポイントのアドバイス

「改善ポイントのアドバイス」とは、自社のサイトが行うべきSEO対策の改善ポイントを、Jimdoが教えてくれる機能です。

SEO対策に向けて、改善ポイントがわかるレポートが作成できたり、日々のタスク提案もしてくれます。

しかし、上記の機能も、Googleサーチコンソールや、月額1,100円ほどの「Ubersuggest有料版」で十分同様のことは対応可能です。

Jimdo「SEO PLUS」に搭載されている他の機能も、SEOの知識の無い方が完璧に活用するにはややハードルが高いため、初心者の方ほど月額4,100円の費用対効果に見合わない懸念があります。

JimdoのSEO対策に適切な料金プラン

JimdoでSEO対策を考慮しながら適切な料金プランを選ぶなら、「Businessプラン」一択です。

引用:[お知らせ]クリエイターに新プラン登場!

Jimdo「Businessプラン」は、月額2,460円と比較的リーズナブルで、かつSEOに強い独自ドメインが取得でき、サーバー容量も無制限。

独自ドメインは月額965円の「PROプラン」でも取得できますが、「PROプラン」は5GBしか容量を使うことができないため、投稿するコンテンツ量によってはサイトの読み込み速度に影響します。

SEO要素を考慮するなら「読み込み速度の遅さ」は致命的なため、SEOの要素を踏まえ、Jimdoで最もリーズナブルな料金プランを選ぶなら「Businessプラン」がおすすめです。

Jimdoの無料プランでできるSEO対策

Jimdoの無料プランでできるSEO設定で行える施策はごく限られています。

しかし、SEO設定を行わないよりは、多少なりともSEO効果は期待できますので、Jimdoを無料プランのままお使いの方は、必ず設定しておく方がベストです。

Jimdo無料プランでできるSEO設定は、次の5つの手順に沿って行うことができます。

(※クリエイターモードからの設定方法)

  1. SEO設定画面に移動
  2. ホームページタブのページタイトルを入力
  3. ホームタブのページタイトルを入力
  4. ページ概要を入力
  5. Googleプレビューで確認

①SEO設定画面に移動

Jimdoにログインし、ダッシュボードの「パフォーマンス」をクリックし、次の画面に進みます。

次の画面に移動すると、「SEO」をクリックして次の画面へ。

②ホームページタブのページタイトルを入力

JimdoクリエイターのSEO設定画面から「ページタイトル」を、それぞれ入力します。

SEO設定は「ホーム」・「ページタイトル」部分をクリックすると、各々画面が切り替わる仕組みです。

まず、「ホームページ」のタブから、ホームページ全体のタイトルの入力を行います。

「ページタイトル」とは、ホームページを開いた際に、画面上の最も上に表示されているテキストのことです。

ホームページの特徴が一目でわかる文言・キーワードを入力しましょう。

例えば、LLサイズ専門レディースファッションのお店であれば、「LLsizeレディースファッションの〇〇(店名)」など、店名と業務内容の特徴を含め、端的にまとめて入力します。

「ページタイトル」は、店名・企業名・屋号を含め、全部で20文字以内に収めることが理想的です。

③ホームタブのページタイトルを入力

3番目は、「ホームタブ」から「ページタイトル」を入力します。

「ホームタブ」の「ページタイトル」は、ページごとのタイトルです。

「会社概要」・「今月のおすすめ商品」など、各ページのタイトルに該当します。

④ページ概要を入力

4番目は、「ページ概要」を入力します。

「ページ概要」とは、いわゆるサイトのディスクリプション(概要)です。

ディスクリプションはSEOで最も重要な箇所ですので、適切なキーワード・文言を考案し、慎重な入力が必要になります。

ユーザーが一目でどのようなホームページなのかの概要をまとめ、検索エンジンで表示させたいキーワードを盛り込み、店舗や企業の特徴を端的に要約。

「ページ概要」はGoogle上に表示されますので、あまり長すぎるよりも、店舗名や企業名を含めて全部で60~70文字で収めることが理想的です。

検索キーワードを盛り込むのはもちろんですが、ユーザーが思わず見てみたくなる、クリックしたくなるような魅力的な文言を考えましょう。

⑤Googleプレビューを確認

最後に「Googleプレビュー」で、入力した文言を確認しましょう。

Googleプレビューとは、貴社のホームページのタイトルがGoogle上でどのように表示されるかの確認画面です。

前述のように、「ページ概要」「ページタイトル」があまり長すぎると、ユーザーが一目で目に入りにくくなり、SEO効果も薄れてしまいます。

「ページタイトル」・「ページ概要」はなるべく端的にかつ明確に特徴を捉え、最後にGoogleプレビューで全体バランスを確認しましょう。

各画像引用:Jimdo

Jimdo ・Wix・WordpressのSEOを比較

「Jimdo」・「Wix」・「Wordpress」の3大ツールをSEOに必要な以下4つの項目で比較すると、Wordpressが最もSEOに強いCMSと言えます。

項目JimdoWixWordPress
表示速度やや遅い遅い適切
デザインテンプレート変更可能不可可能
カスタマイズ困難困難可能
記事コンテンツ作成不適切不適切適切

まず、SEOに欠かせない「表示速度」で比較すると、「Wordpress」が最も適切であり、「Jimdo」や「Wix」の「表示速度」とは比較になりません。

長期のサイト運用で検索エンジンでの順位が落ちた場合、サイトのレイアウトやSEO向きのカスタマイズを加える必要が出てきますが、「Wordpress」はいずれの要素もクリアしています。

「Wix」はデザインテンプレートの変更は全く不可となっており、カスタマイズも困難です。

「Jimdo」はデザインテンプレートの変更は可能ですが、わずか40種類のテンプレートから選ぶだけですので、改善できることや、カスタマイズにも限界があります。

何よりも「Wordpress」はSEOに有利な記事コンテンツ(ブログ専門コンテンツ)の作成に適しているCMSですので、SEOに強いコンテンツを制作するなら、「Wordpress」を使う方が最も有益な選択肢となるのです。

まとめ

今回は、Jimdo(ジンドゥー)がSEOに 弱いと言われる5つの理由と、新プラン「SEO Plus」の機能と併せてお話させて頂きました。

まとめますと、Jimdo がSEOに 弱いと言われる理由は、次の5つです。

  • ユーザーの大半がWeb初心者
  • 読み込み速度が遅い
  • 回遊率を上げるのが困難
  • ブログコンテンツ作成に限界有り
  • 無料では独自ドメインの取得が不可

JimdoのSEO対策を強化するための新プラン「SEO plus」の料金プランは、おすすめできません。

Jimdo「SEO plus」に搭載されている「Ranking coach(ランキングコーチ)」の以下3つの機能は、無料ツールで同じような機能を十分に満たせるからです。

  • キーワード選定
  • 類似サイトとのSEO比較
  • 改善ポイントのアドバイス

すなわち、月額4,110円を払って「SEO plus」に申し込む意味はほぼ皆無と言えるでしょう。

Jimdo無料プランでできるSEO設定は、次の5つの手順に沿って行うことができます。

(※クリエイターモードからの設定方法)

  1. SEO設定画面に移動
  2. ホームページタブのページタイトルを入力
  3. ホームタブのページタイトルを入力
  4. ページ概要を入力
  5. Googleプレビューで確認

一方、「Jimdo」と、類似ツールである「Wix」や「Wordpress」の3大ツールをSEOの観点から以下4つの項目で比較すると、次のようになります。

項目JimdoWixWordPress
表示速度やや遅い遅い適切
デザインテンプレート変更可能不可可能
カスタマイズ困難困難可能
記事コンテンツ作成不適切不適切適切

結論としては、上記3つのツールの中では、「Wordpress」が最もSEOに強いCMSと言えます。

JimdoはWeb制作の知識が全くない方が、名刺代わりのホームページを手軽に素早く作る目的として利用するには最適なツールです。

しかし、SEOの要素を考慮し、本格的にGoogle上で上位表示を狙うには、不向きなツールと言わざるを得ません。

そのため、CMSを使ってSEOに強いコンテンツを作るなら「Wordpress」を強くおすすめします。

ただし、「Wordpress」を扱うには、多少なりともWebの専門知識が必要になるケースがあります。

もし「Wordpress」の操作に行き詰ったり、わからないことがあれば、ぜひ当方までお気軽にご相談ください。

ご相談は無料です。

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